聴導犬ナナと花子さんの物語5
とっても元気で何でもいっしょうけんめいなわたしです。
でも、結婚してお父さんとお母さんと別れ、夫の帰りをひとりで待つ生活になりました。
ときどき、知らない人がきて間違ってドアを開けてしまい「こわい」思いをしたこともありました。
いろいろな音が聞こえないことで、不安なことがいっぱいです。
だんだん、会社から夫が帰ってくると、泣いてばかりいるようになりました。
そのために、家の中が暗くなっていきました。
でも、結婚してお父さんとお母さんと別れ、夫の帰りをひとりで待つ生活になりました。
ときどき、知らない人がきて間違ってドアを開けてしまい「こわい」思いをしたこともありました。
いろいろな音が聞こえないことで、不安なことがいっぱいです。
だんだん、会社から夫が帰ってくると、泣いてばかりいるようになりました。
そのために、家の中が暗くなっていきました。
花子さんは「音が聞こえないだけの軽い障害」と思われています。
でも、警報機の音や、他の人からの「逃げろ」とか「火事だ」といった声が聞こえないため「逃げ遅れる」ことが多い「命にかかわる障害」なのです。
音が聞こえないことで不安なことって?
◎警報機の音に気付かない(火事・事故など)
◎人に呼ばれても、気付かないことがある
◎笛吹きやかんの音に気付かない(空だき・吹きこぼれ)
◎タイマーの音に気付かない(お風呂・料理など)
◎赤ちゃんの泣き声に気付かない
◎緊急のファックスが来てもすぐに気付かないなど