聴導犬ナナと花子さんの物語5
ワタシたち、犬は生まれてから1年間で
20さいくらいまで成長します。
からだも頭も大人になったら、
聴導犬になるための訓練を始めます。
覚えのおそい子は音の訓練に
6ヶ月くらいかかっちゃうけど、
ワタシは4ヶ月で8つの音を覚えました。エッヘン。
スーパーマーケットに入ったりして、
どんな場所でも平気でいられるように
いろいろなことを勉強するわ。
ここでも『できたら、ほめる訓練』だけがおこなわれます。
20さいくらいまで成長します。
からだも頭も大人になったら、
聴導犬になるための訓練を始めます。
覚えのおそい子は音の訓練に
6ヶ月くらいかかっちゃうけど、
ワタシは4ヶ月で8つの音を覚えました。エッヘン。
スーパーマーケットに入ったりして、
どんな場所でも平気でいられるように
いろいろなことを勉強するわ。
ここでも『できたら、ほめる訓練』だけがおこなわれます。
ほめる訓練は、ナナちゃんたちに「考える力」を与えます。できるまで「待って」あげて、できたら「ほめる」。その繰り返しで犬たちは「何をすれば、ほめられるのか」を考えるようになります。
どんな音を覚えるの?
(1)ドアベル→玄関へ導く
(2)目覚まし時計→ベッドまで起しにくる
(3)呼び声→呼んだ人の所に連れて行く
(4)鈴→銀行などで順番を教える
(5)笛吹きやかん→お湯がわいたのを教える
(6)タイマー→料理の出来上がり、お風呂の水やわき時間を教える
(7)警報機→火事や事故をしらせる
(8)ドアノック→トイレなどのノックをしらせる